臨床試験センター

横浜市港南区に位置する日野病院は、徳洲会グループ唯一の精神科単科の病院です。毎年1~2件の新規案件を受託しており、常時5試験前後が動いています。治験実施の際には患者様ご本人、ご家族に充分な説明と情報提供をしたうえで同意取得しています。それでも治験参加後、疾患の特異性や経過により状況理解が下がってしまわれる方もいます。そのようなケースでも理解力・認知力に合わせて十分理解頂けるまで説明するよう努めています。精神科治験は疾患特有の難しさや併用薬・レスキュー薬の制限が他領域試験と比べ厳しく困難なことも多々あります。しかし治験参加をきっかけに服薬アドヒアランスが向上した方、病識が低い患者様が自身の症状を理解されるようになったりなど喜ばしいこともありCRCとしてやりがいを感じます。
今後も患者様が安心して治験に参加いただけるようサポートし、そして治験を通して精神科医療の発展に貢献することでひとりでも多くの患者様のお役に立ちたいと考えています。

治験とは

 化学合成や、植物、土壌中の菌、海洋生物などから発見された物質の中から、試験管の中での実験や動物実験により、病気に 効果があり、人に使用しても安全と予測されるものが「くすりの候補」として選ばれます。この「くすりの候補」の開発の最終段階では、健康な人や患者さんの協力によって、人での効果と安全性を調べることが必要です。 こうして得られた成績を国が審査して、病気の治療に必要で、かつ安全に使っていけると承認されたものが「くすり」となります。

 人における試験を一般に「臨床試験」といいますが、「くすりの候補」を用いて国の承認を得るための成績を集める臨床試験は、特に「治験」と呼ばれています。

治験は病院で行われます。治験を行う病院は、「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」という規則に定められた要件を満足する病院だけが選ばれます。

その要件とは
医療設備が充分に整っていること
責任を持って治験を実施する医師、看護師、薬剤師等がそろっていること
治験の内容を審査する委員会を利用できること
緊急の場合には直ちに必要な治療、処置が行えること

「厚生労働省ホームページ」より

依頼者の方へ

当院は徳洲会グループ病院です.治験を含む受託研究をご依頼の際は「未来医療研究センター」よりお問い合わせください.